はじめに
自分語りです。
もう何年も前のこと。
いろはが忍術の修行を始める前のことですから、2011年秋頃のことだったと思います。
いろはは忍者戦士を志してはいるものの、まだまだ忍術の何も知らない半人前の剣士でした。土エレやOLさんを相手に、剣術の修行に明け暮れていました。
けれど、
「も~、やだ。ツッチーもOLも見飽きたよ!」
「そうだ、旅にでしょう」
いろはは馬にまたがるとムーンゲートをくぐりました。
「よくわからないけど、なんだか色んなところへ行けるんだね」
「よぉし、ここにしよう」
いろはは適当にムーンゲートをくぐります。その先には、まるで地獄のような風景が広がっていました。
「狭い!」
「モンスターいっぱい!」
なるほどぉ、といろはは感嘆しました。
「ここがイルシェナーのカオスかぁ」
いろははイルシェナーのカオスをぐるりと観光しました。サキュバスやフェニックスなどを切伏せ、一つの結論に達しました。
「ひとつわかったことがあるよ」
「ノーマルなモンスは普通で飽きた」
「時代は・・・・・・パラゴンだっ!!」