にんにん!

いろはに

棍術vs金閣下

 

棒使い、いろは

vs 悪魔男爵
パラゴン
♪

はじめに

「槍術飽きたー」

 いろははさじを投げました。

 そして目の前にある鈍器を拾うと目を欄と輝かせました。


「私は、棒使いになるんだ!」

「伸びろ如意棒っ」

 棒をくるくると回し、いろははしりもちをついたのでした。


「いたぁーい」

 

棒術の修行

「久しぶりの武器スキル上げ」

 ヘイブンのエティン君や土エレ君をたたいて叩いて叩きまくります。

 やがて・・・


「棒術が100を超したよ」

 いろははししょーよりいただいたお下がりの棒を振るいます。

 親切なうしさんに連れられ、アビスのゴブリン沸きを攻略しました。


「次はネズミだ」

 今度はソロでアビスのネズミ沸きを攻略します。

「次はドラゴン!」

 ダスタードに向かったいろはは、一瞬で燃やされました。


「なんでぇぇ」

 燃やされたいろはは対策を練ります。が、


「根本的に忍者はタイマン向け」

「対多戦は正直苦手・・・」


「そうだ」

 いろはは思いつきました。


「金閣下殴り殺して来よう」

 これでだめなら、


 いろはは一路ブラッドを目指すのでした。

 

作戦

「金閣下対策はいつもの」

 いろはは作戦を練ります。


事前準備

白と青POOTを飲む

名誉エネワンをとる

分身を2体ほどだす


戦闘開始後

常時コンセク

常時分身

暇ならフォーカスアタック

3回に一回イグノア

危ないときはカースウェポン


 さて、どうなるのでしょうか?

 

戦いの行方

「えいやっさー」

「名誉エネワンおっけー」

「分身も出した」

 あとは殴るだけです。

 いろははラストアタックのマクロを押します。


 戦いは、一方的でした。

 終始いろは有利で、被弾してもPOTを飲むほどのダメージはありませんでした。


 そして、いろはは金閣下を倒すことに成功します。

 

要するに

「要するに」


 いろはは自分の感想を述べます。

「忍者はタイマンに強いけど」

「対多戦にはとことん向かない」

  いろはのスキル値がそれを示しています。

 現時点でメイススキルは、112.7程度です。


「でもさ、でもでもさ」

 いろははじたんだを踏みます。

「対多戦も楽しみたいんだよっ」


「あ、そうだ」


 愛用のブラックスタッフを手に、いろははひらめきました。

「ゴブリンとかネズミで練習して」

「対多戦のコツをつかもう」


 急ぐ必要はないのです。

 ドラゴンやデーモンは、そのあとの目標にすればいい。


 いろはは、遠くにかすむ山を見上げました。


* おしまい *

 
にゃん